アンカーボルトの目視点検技術　インスペクションT-NUT®

ベースプレート式アンカーボルトの固定ナットとして特殊な形状のインスペクションT-NUT®を使用し、
点検時にそのナットを外すことで容易に目視点検を可能とする製品です。

インスペクションT-NUT®は、ベースプレート式アンカーボルトの固定ナットとして設置いただくことで、点検時に脱着するだけでアンカーボルトの全周および基礎際まで容易に目視点検（可視点検）することを可能とする製品です。また、本技術は既設設備にも適用可能な新技術として、経験の浅い点検員でも確実な目視点検が可能となり、信頼性並びに安全性向上、点検作業の効率化に寄与します。

• アンカーボルト径に対してベースプレート孔を+20mm程度で製作し、併せて拡大孔に対応したインスペクションT-NUT®を開発しました。
• ナットを外すだけで、ボルト全周および基礎際までを目視点検することが可能です。
• 点検員の技量に関わらず正確で確実な点検が可能です。
• 点検費が安価です。
• 原則、交通規制作業が不要になり、点検時の危険リスクを軽減し、安全性向上に寄与します。
• ベースプレート式アンカーボルトの基礎形状であれば土木、施設設備問わず適用可能です。
• ボルトとナットの嵌め合い部は、雨水等の水分が侵入しにくいことに着目し、「特殊ナットのネジ切加工」をベースプレート下端まで行うことで、アンカーボルトの発錆や腐食等の劣化抑制に繋がります。
• 各種性能評価試験を実施し、従来の標準ナット仕様と同等以上の性能であることを確認しています。

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