高速道路は道路を管理する上で必要な管理施設(トールゲート、料金所、電気室等)と、お客さまが高速運転の疲れをいやすための休憩施設(SA・PAのお手洗い、商業施設等)があります。高速道路を利用する皆さまが快適に利用できるよう、これら建築物の維持管理を当社建築系の技術者が多く携わっており、日々建物の点検検査・修繕工事等を行っています。新規建築物の概略設計、既存建築物の調査・改修検討等の技術提案・支援業務も私たちの重要な業務の一つであり、道路を利用されるお客さまの安全を第一に考え、走行安全性や快適性を保ちながら、道路建築物の効率的な運用管理を行っています。
高速道路施設に関わる建築物の調査・検討・施工管理を提供します。
お手洗い調査検討
お手洗い内部の動線や設備機器の使い勝手等を詳細に検討しながら、お客さま目線での利用しやすいお手洗い空間の提供に携わっています。
高速道路管理施設計画検討
高速道路を管理する建物に必要となる機能の変化に応じて、建物規模の算定・ゾーニング・基本計画図の作成・仮設計画・法令確認等の検討を行っています。
建物劣化診断業務
老朽化・劣化の著しい建物に対して、建物劣化診断調査を実施し、建物の健全性を把握したうえで今後の修繕・補修対策の検討を行っています。
建築施工管理業務
建築物の工事に関して、工事内容を十分照査・把握したうえで工程・安全・品質等の管理に従事しています。
高速道路施設に関わる建築物・構造物等の点検・検査について、経験と知識を兼ね備えた点検技術者により、建物の健全性の診断を行い、診断結果から修繕計画や中長期保全計画を作成します。
建物外壁点検(RC造)
鉄筋コンクリートの外壁の劣化状況について、近接して、表層の剥離やクラック等の変状を観察して、建物健全度判定のデータを収集します。
トールゲート点検(PC造)
プレストレス構造のトールゲートは、車走レーン閉鎖を行って、点検員が近接よりクラック等の変状を点検して、適切保全を行います。
建物詳細点検
(商業施設:S造)
建物の外装材の取付状態は、目に見えない部分があるため、直接触診を行って、健全性の判断を行っています。外部天井の安全性は、地道な点検により維持されています。
屋上防水点検建物点検
の重要ポイントである防水機能の健全性度評価をするため、屋上から防水層に影響する変状を観察して、漏水による被害を未然に防ぎます。
高速道路施設に関わる建築物・構造物等に於いて、点検結果から、不良個所の早期対応や中長期修繕計画に基づいた補修工事を行います。
トールゲート保全業務(小補修)
料金所は、高速道路を利用されるお客さまの目に、最初に触れる高速道路の顔と言っても過言ではありません。定期的に塗装作業を実施し、常に清潔な状態を維持しています。
事故復旧工事
事故等により破損した部分は、迅速に復旧工事に着手します。早期復旧を心掛け、お客さまが安心して快適に高速道路をご利用して頂くように努めています。
お手洗い修繕作業(小補修)
お客さまに直接影響を及ぼす設備故障は、迅速な対応が必要となります。グループと協力会社が一体となった体制を構築し、早期復旧に努めています。
外壁目地打替工事(コーキング)
コーキングの打替工事は、防水性・伸縮性が要求される重要な工事です。定期的に打替工事を行う事で品質が保証され、建物の健全性が上がります。