地域と調和する良好な道路環境の形成を目指し、多様化する生活環境問題(大気汚染、騒音、振動、低周波音、水質汚濁等)に対してさまざまな測定技術を駆使し、多角的な視点で問題解決に取り組んでいます。
また、独自の音響技術を活用し、道路構造物に対する診断や検査技術の開発を行っています。
私たちは、豊富なノウハウと技術の蓄積を背景に、道路事業による環境アセスメントをはじめ大気汚染、騒音、振動、低周波音、水質汚濁等、日常生活に直接かかわる環境問題を主に扱っています。また、独自の技術によりさまざまな測定を提案いたします。
[環境測定]
大気、気象、騒音、振動、低周波音、水質、大気暴露試験 他
[予測検討]
環境アセスメント、大気、騒音、振動、低周波音
[音響測定]
TSP路面吸音率測定、TSP透過損失測定、走行通過音測定、模型実験 他
[音響解析]
レベル解析、周波数解析、TSP解析、FFT解析、ウェーブレット解析 他
[環境施工管理]
高速道路の環境調査発注や積算業務等の監督検査業務
舗装路面の空隙構造により変化する音(吸音効果)を走行しながら非破壊で測定評価する当社の独自技術です。
舗装の『吸音性能』を定量的に測定評価することで、沿道騒音の維持管理及び修繕データへの活用として有効な手法です。
また、舗装の透水効果の評価としても有効で、従来技術の各種試験とも高い相関を得ており、『透水性能』の評価手法としも活用が可能です。
≪特許第3802534号「道路舗装路面の吸音率測定方法及び装置」≫
走行しながらタイヤと路面の接触音を収録し、舗装やジョイントの状態を音から診断する当社独自の技術です。
道路交通騒音の発生源の一つである路面とタイヤの接触音や段差から発生する衝撃音を定量的に測定評価することで、沿道騒音の維持管理及び騒音発生源の特定として有効な手法です。
また、ジョイント点検の新たな手法として、走行しながら点検する非破壊診断としても活用を広げています。
遮音壁支柱の振動特性の変化から固定ボルトの破断や緩みを見つけ出す技術です。
高所作業や車線規制を必要としない測定手法により、業務の安全性向上と効率化に寄与します。
ハンマーによる加振振動の変化から変状の有無を判定する技術です。
路肩規制内の地上で測定を行います。(特許第7193672号 「遮音壁点検システム」)
通過車両から発生する振動を非接触で測定し、変状の有無を判定する技術です。
非接触測定器を点検用車両に搭載して車中から測定することにより、さらなる安全性向上を図ります。