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土構造物

道路を構成する構造物のうち、盛土、切土などの土構造物とそれに付随する排水設備や横断道路用カルバートボックスなどに関して、道路構造物の安全性と快適性を守るため、損傷や不具合をさまざまな観点から調査し、必要に応じて改善提案を実施しています。また、道路区域外からの落石に対する調査や大規模地震が発生した際の早期交通確保に向けた行動計画の立案など道路防災に関する業務も実施しています。
以下、具体的な業務の一例について紹介します。

切土のり面グランドアンカー調査


  • グランドアンカー調査

切土のり面の地滑り対策として設置されたグランドアンカーと受圧板が所定の性能を有しているか、さらには切土のり面に地滑りの兆候が表れていないかなどを確認するために、グランドアンカーの頭部や受圧板を目視等により点検しています。また、サンプリング抽出したグランドアンカーについて、作用している緊張力を調査しています。

既設グラウンドアンカー更新工法 (特許第5674219号 グラウンドアンカーの除荷方法)


  • 特許方法によるテンドン切削
    (荷重除荷)

  • 荷重除荷後の再緊張

従来、テンドン余長が短い既設アンカーは、荷重除荷や荷重調整が不可能という課題がありました。本工法は、これらの課題を世界で初めて解決したもので、許容アンカー力を超えた過荷重アンカーの除荷や、著しい荷重低下の増加側への荷重調整等を可能にする更新技術です。本工法は、テンドンが健全であれば既設アンカーの再生ができ、新設の増アンカーの低減化または不要化が可能になることから、のり面の安定性確保に要する対策コストが軽減できます。

落石調査


落石調査

切土区間やトンネル坑口周辺を対象に、落石に対する安全性を確認するため、道路区域外の斜面を調査しています。調査により、落石の恐れのある石や岩を発見した場合には、その位置を図面に記録し、落石した場合の道路への影響について評価しています。

盛土の耐震検討

平野部の道路盛土における地震被害の事例では、盛土下の地盤が強度を失うことにより、その上の盛土が安定を保てないケースがあります。このような場合、砂質土地盤に着目し、液状化による強度低下に伴って生ずる盛土路面の沈下量を液状化流動解析により算出し、その結果と液状化のしやすさ(PL値等)を比較検証することで、地震時における地盤の液状化に対する安定性評価の方法について検討しています。

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