JICA(国際協力機構)課題別研修「道路アセットマネジメント研修」に協力し、当社の人財育成・技術継承等の取組みをご紹介しました。
昨年度に続き、JICA(国際協力機構)が実施する「道路アセットマネジメント研修」に本年度も協力しました。
本研修は、JICAが展開する「道路アセットマネジメントプラットフォーム」の活動における「研修員・留学生事業」として、各国における道路アセットマネジメント技術に係る中核人材を育成するため、各国省庁の職員、技術者を短期研修員として受入れ実施しているものです。
2026年度は、午前にNEXCO中日本の橋梁更新工事の現場視察をした後、午後に当社技術研修所において、人財育成や技術継承を中心とした取組みをご紹介しました。
現在、多くの道路構造物が老朽化を迎える中、「壊れてから直す」事後保全型維持管理から、「壊れる前に対策する」予防保全型維持管理への転換が進んでいます。当社では、こうした課題に対応するため、高速道路におけるアセットマネジメントの考え方と、それを支える人財育成・技術継承、点検手法や新技術を活用した維持管理に取り組んでいます。
今回の研修では、これらの取組みをご紹介することで、国際貢献につながる貴重な機会となりました。
NEXCO中日本の橋梁更新工事の現場視察状況①
NEXCO中日本の橋梁更新工事の現場視察状況②
技術研修所の概要説明
橋梁点検と健全性評価の説明
研修では、道路構造物の点検技術者を育成するための研修制度や、橋梁点検における健全性評価についてご紹介しました。また、実構造物に発生した変状の確認、打音点検の体験、実物大模型を活用した研修施設の見学を通じて、当社が実践している人材育成・技術継承についてご覧いただきました。さらに、UAV(ドローン)を活用した構造物点検や、路面のわだち掘れ・ひび割れ・平坦性を高精度に測定できる路面性状測定車(ロードタイガー)をご紹介し、高速道路の維持管理を支える新技術について学んでいただきました。
実構造物による変状・点検着眼点の説明
RC壁を使った打音点検による空洞確認体験
UAV(ドローン)の説明
路面性状測定車(ロードタイガー)の説明
研修後には、参加された各国の皆さんから多くのご意見をいただきました。人財育成・技術継承等の研修では、実践的な教育・研修の仕組みや、UAV、路面性状測定車などの新技術を活用した点検手法、予防保全の考え方が、自国の道路・橋梁の維持管理においても有効であるとの評価をいただきました。
今回の研修を通じて、当社の人財育成・技術継承の取組みや、高速道路の維持管理技術について触れていただくことができました。こうした技術交流を通じて、国際貢献の大切さを改めて実感する機会となりました。今後もこのような機会を通じて、当社の技術や取組みをご紹介し、社会インフラを支える取組みを発信してまいります。
【土木統括部】
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