国境を越えて道路インフラを支える人財育成に貢献! JICA課題別研修「道路アセットマネジメント」に協力しました。
17か国から参加した研修員の皆さまと記念撮影
先日、JICA(国際協力機構)が主催する課題別研修「道路アセットマネジメント」の一環として、海外からの研修員の皆さまを当社の技術研修所にお迎えしました。
アジア・アフリカ・中東・太平洋地域など17か国から、20名の行政官が参加され、各国で道路の維持管理に携わる実務者同士が学び合う機会となりました。
道路を「社会の資産」として守るという考え方
「道路アセットマネジメント」とは、道路や橋梁などを“社会の大切な資産(アセット)”として捉え、計画的に点検や補修を行いながら、できるだけ長く安全に使い続けるための考え方です。
多くの国や地域で、インフラの老朽化への対応が重要なテーマとなるなか、持続可能な維持管理の仕組みづくりが求められています。
実践を重視した研修
当日は、NEXCO中日本グループの保全事業の概要や、高速道路における橋梁点検の考え方をご紹介するとともに、研修設備を活用した実践的なプログラムを実施しました。
実物に近い橋梁模型や実際の部材を用いたトレーニングでは、構造の理解から点検の着眼点までを体験的に学んでいただきました。また、ドローンや路面性状測定車などの新技術を活用した点検の取り組みについても紹介し、安全性と効率性の向上に向けた現在の取組みを共有しました。
座学のようす(技術研修所の概要説明)
撤去した神山Ⅱ号跨高速道路橋PC桁を使って説明
RC壁模型を叩き、空洞部の音の違いを体感
情報板設備について紹介
ドローン点検のデモンストレーション
道路性状測定車の機能について説明
国や地域を越えた学び合い
研修後の意見交換では、「道路インフラの老朽化はどの国でも共通の課題である」との声が多く聞かれました。
他国の事例や工夫を共有できたことに加え、実物を活用したトレーニング環境そのものが人財育成において非常に有効であるとの評価もいただきました。
私たちにとっても、自らの取組みを改めて見つめ直す貴重な機会となりました。
当社は、日々の高速道路保全業務で培ってきた技術や知見を、次世代、そして世界へとつなげていくことも重要な使命だと考えています。
これからも、人財育成と技術の継承を通じて、道路インフラを支え、安全・安心な社会の実現に貢献してまいります。
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