技術開発
ペガサビンの効果
- 錆びた鉄筋の表面に不動態皮膜を再形成して、錆の進行を抑制します。
- コンクリートが塩分を含んでいても、不動態皮膜が長期間保持されます。
- コンクリート壁面全体に塗布することにより、部分補修で懸念される鉄筋の「マクロセル腐食」の抑止に効果があります。
ペガサビンの特徴
(1)表面からコンクリート内部に強力に浸透します
本剤(主成分:亜硝酸塩)はコンクリートの表面に塗布するだけで、その強力な浸透
作用により、防錆剤が容易に鉄筋に達します。下図に、ペガサビンの浸透拡散性の実施
例を示します。
(2)ひび割れや鉄筋の錆を伝わり、内部で拡散します
ペガサビンは、弊社の独自の技術で、従来品に比べて防錆成分の浸透拡散性が大巾に改良されています。この特長によって、従来品では浸透しないような狭いひび割れの内部にまで浸透して行きます。また一旦鉄筋の表面に到達すると、その鉄筋に沿って、横方向や裏側に浸透して行きます。
(3)ケレン後の残存錆の内部にも浸透します
コンクリートをハツリ、鉄筋を露出させてケレンを行っても、錆を完全に除去することは困難です。左図のようなすり鉢状残存錆部より、再び鉄筋が錆びてくる原因となります。ペガサビンを塗布すると、残存錆の中に亜硝酸イオンが長期間とどまり、防錆効果を発揮します。
(4)塩分の影響による発錆を阻止します
ペガサビンの成分に含まれている亜硝酸イオンが鉄筋表面に不動態皮膜を再形成しますが、鉄筋の周囲のコンクリート内部にぺガサビンが留まっていますので、長期に渡り塩分に対して鉄筋の腐食抑制効果を発揮します。
(5)「マクロセル腐食」の抑制に効果があります
通常の補修では、部分補修を行うため、補修を行った部分と行わなかった部分とで、いわゆる電池を形成し、補修を行わなかった部分の腐食速度が増大する懸念があります。ペガサビンの工法は「全面塗布浸透補修工法」なので、マクロセル腐食の抑制効果があります。
(6)作業性に優れています
コンクリートが爆裂していない部分では、ペガサビンの浸透性を利用して、塗布するだけです。爆裂している場合はコンクリートをハツリとり、浮き錆びを除去した後にペガサビンを塗布します。
ペガサビンの塗布量、施工方法および荷姿
- 標準塗布量:400cc/m²(200cc/m²×2回塗布;塗り重ね時間は、約40分程度)、ローラー又はハケ等により、鉄筋、コンクリート構造物表面に、原液をそのまま塗布して下さい。
- コンクリートが非常に乾燥している場合は、ペガサビンの水分がコンクリートに取られ、深く浸透しません。その場合はサビランAの塗布量を増量するか、あらかじめ水を散布してから施工して下さい。
- 荷姿:Net;18kg 缶(約15.8ℓ)
(塗布面積約35 m²/缶)





